doctorからのブログ

2017年9月23日 土曜日

「ハンドピースの滅菌」について

おはようございます :)

今日は「秋分の日」の休日ですが、急患のご連絡を頂いた方も無事診療終了しましたので、この機会に、しばらく前から話題となっていました「ハンドピースの滅菌」について当院の状況をご報告いたします。長文となりますがお許しください。

この問題については、医院によっては患者さんに対して大きなアピール・ポイントとしている医院もあるようですが、一方、高価で大きな機械を使わなくても、一つ一つ手作業で丁寧に、しかも効率よく行われている医院も多くあります。

要は、厚生労働省によって定められた「一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針」に沿って実施されていれば患者さんに院内感染の心配なく受診していただけますので、そのことが一番大切なことなのです。当院も指針に沿って普通に診療していますので、患者さんに少しでもご安心していただけたら、と思いご今回取り上げました。


さて通常、皆さんの歯を実際に削る時には3枚目の画像にあるような「ダイヤモンドバー」という切削器具をハンドピースという器具(そうです、歯医者さんが歯を削る時に手に持っている銀色に光っているキーンと音のする、皆さんの一番嫌いな器具です 汗)にセットします。
ちなみにダイヤモンドバーはミラーやピンセットなどと同様に最後の画像の、箱状の「オートクレーブ(高温高圧滅菌器)」で簡単に滅菌できます。



特に「使い回している」と問題にされているのは「エアータービン・ハンドピース」です。一般にハンドピースのヘッド部には小型モーターが内蔵されており、およそ100〜40000回転/分で回転していて、特に高速回転のものは「エアータービン」を利用しています。「キーン」の音はそのせいですね(汗。「エアータービン」はタービン停止時に唾液、血液、削りカスなどの汚染物質などをヘッド内部に微量ですが吸入してしまう欠点があるのです

当院はこの「ハンドピース」の滅菌に2つの機械を使っています。まずは4枚目の画像の「ハンドピース自動洗浄・注油システム」。これには、「エアータービン・ハンドピース」だけでなく異なる回転数の各種「ハンドピース」を同時に3本までセットでき、それぞれの内部のエアー回路、注水回路、チップエアー回路(これは水を霧状にするためのエアー回路です)の全部を自動で洗浄・注油できます。また、これらの過程を3種類の時間、強さで選び、設定する事もできます。

この過程は必須ではありませんが、これをしないと後のオートクレーブで滅菌した時に、これら汚れがハンドピース内部に固くこびりつき、超精密機械である小型モーターやエアータービンが正常に機能しなくなるのです。この後、最後の画像の「オートクレーブ」で滅菌して完了です。


これらの滅菌作業は最初にお話ししましたように、各医院で方法は様々です。結果として厚生労働省医政局の「スタンダートプリコーション」の基準を達成していれば、「ハンドピース」による院内感染を防げ、患者さんに安心して治療を受けていただけるのです。

ご不明な点は、皆さんのかかりつけの先生にお伺いください。きっと丁寧に説明していただけるでしょう。


p.s.
この記事は当院のFacebookでもほぼ同じものを掲載しています。その他、こちらのホームページにはアップしていない記事もございますので、お時間のあります時にでも御覧ください :)


 
 

 


 

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2017年8月 8日 火曜日

「お盆休み」休診のお知らせです。

「お盆休み」は、11日「山の日」〜16日(水)の6日間とさせていただきます。

診療、受付共にお休みをいただきますので、患者様にはご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます宜しくお願い申し上げます。
17日(木)からは土曜日午前中を含め、通常通り通常通り診療していますのでご来院を希望の方は診療所の留守番電話、WEBからのご予約をご利用ください。

また日頃から、当院のFacebookでは最新状況をお伝えしています(雑感が多くてスミマセン)。どうぞご覧ください。


どなたも楽しい夏休みをお過ごしください。またお盆休み中も勤務の方は、体調に充分気をつけてください :)


 

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2017年6月 3日 土曜日

只今、当院へのご連絡が不通となっています :(

おはようございます、八木歯科医院です。

たいへん申し訳ございませんが、昨晩から当院への電話、インターネットのアクセスが不通となっています。
できるだけ早くに復旧をしたいと思っておりますが、今日何かございましたら当院のフェイスブックへのコメントにてご連絡ください。


ちなみに、今日は12時30分枠が一つ空いています。来週までには復旧致しますが、来週も平常通りに診療しています。

ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願いいたします。


 

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2017年3月14日 火曜日

歯科治療の「内科的アプローチ」

おはようございます、八木歯科です。

久しぶりの今回は、歯科での「内科的アプローチ」についてご説明いたします。
歯を抜くことはもちろん、インプラントを埋め込む、歯を削る、歯の神経をとる、など私たちの治療は小外科的なものです。

例として上のX-rayをご覧ください。左側の歯は既に他の医院にて神経を取り、詰め物がされています。そして右側の歯には大きな虫歯が!しかも2つに分かれている根の右側の根の周りも黒く、私たちは「歯根膜炎」を起こしている、と診断します。実際、歯に物が当たると痛く、また冷たいものが強くしみる、とのことでした。通常このような場合歯科医師は、この歯が「親知らず」であることもあり、抜歯、もしくは少なくとも神経を取り、詰め物、できれば再発を防ぐために全体を被せる事を考えます。しかしこの患者さんも歯を抜かず、最小限での治療を希望されていました。

さてX-rayに戻りましょう。左側の歯との間の黒い部分は虫歯そのもの。歯の中央部にも同様に黒い部分がありますが、こちらは歯の神経、血管が入っている部分です。その2つの黒い部分の境界部分をよく見ると少しグレーの壁が見えるでしょうか?

外側の黒い部分は虫歯による空洞、あるいはフニャフニャになった部分。グレーの壁は少し硬い部分ですが、虫歯菌に感染しているでしょう :(
従来は感染部分も完全除去が当然でしたので、この歯の場合も神経の入っているスペースに貫通し、神経を取らなければなりません!:(、ということになっていたでしょう。


ここで、これからは「内科的アプローチ」を並行して行います。完全にフニャフニャの部分はやはり除去しますが、グレーゾーンは保存し、その上に直接に抗生剤を置き厳重に仮詰めし外界と遮断し密閉します。このことによって、感染部分の多くの部分を完全に無菌化でき神経の痛みも無くなります。また感染部分も時間と共に「再石灰化」といい、再び健康な硬い歯に戻る!という経過を取ります。

歯の内部の治療自体はもっと早く、ほぼ1〜2回の抗生剤の添付で完了。痛みがなくなった事を確認し、あとは詰め物や被せ物をして完了です。

この「内科的アプローチ」はケースバイケースですが、虫歯以外にも一度治療したのに痛くなった歯、既に神経をとる治療もしたのに又痛くなった歯、奥歯のように根が数本あり、その分岐部に炎症を繰り返す歯、状態にもよりますが歯周病でグラグラうごく歯にも有効なケースがあり、今後は神経を取ったり、歯を抜くケースが少なくなるのでは?、と期待しています。

薬を飲むことに抵抗のある方も、従来のように歯の中にだけ薬を入れる。そして従来以上に厳密に密閉しての治療は安心ではないでしょうか?

疑問等ありましたら、なんでもご質問ください。
この治療法は実は以前からあったのですが、薬剤の保管条件が厳しく、また治療にもより厳密さが求められるため、まだまだ普及していないようです。
 

今後も患者さんのメリットが大きく、また確実性の高い治療法をどんどん取り入れていきます。
 

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2017年3月13日 月曜日

3月16日(木曜日)~20日(月曜日、春分の日)の休診のお知らせ。

こんにちは、八木歯科です。
たいへん記事のアップが途切れて申し訳ありません。FBで随時アップしていますのでぜひご覧ください。

突然ですが、3月16日(木曜日)から20日「春分の日」まで休診とさせてください。患者様にはご迷惑をおかけしますが、どうかご了承くださるようにお願い申し上げます。

なお、16日(木曜日)は昼前から午後5時まで、17日(金曜日)は朝から午後4時まで、受付は院内で待機していますので、何かありましたらご連絡ください。


 

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