doctorからのブログ

2016年9月15日 木曜日

『「歯科での局所麻酔」!、、、(汗』再掲です。

こんにちは、本町の八木歯科医院です。

来週は週初めから「秋分の日」まで連休にさせていただきます件、患者さんにはご迷惑をおかけしますが再度よろしくお願い申し上げます。

さて今回は7月に一度紹介しました「局所麻酔」=「注射」のついて再度ご紹介します。というのも、今でもよく「どこで噛んで、食べてるんですか?」という方が初診に来られます。お話を伺うと、歯医者が怖くて、つい来院が延び延びになりついに噛み合う歯がなくなってしまった、と本当に申し訳なさそうに話されます。

それは何もその方ばかりの責任ではなく、私たち歯科医にも責任があることです。以前は患者さんの歯の治療の痛みにあまり無関心な先生が多くおられました。しかし、今はそんな先生は一人もいません。出来る限り痛みなく、リラックスして治療を受けていただけるように歯科医師みんなで日々努力しています!歯医者は社会の嫌われ者、と昔から決まっていますが(汗、歯医者も汚名返上に頑張っています。

ぜひもう一度、以下のブログを読んでいただき、安心してご来院していただければ幸いです。

『今回は「麻酔」についての当院の、というより私の捉え方をお話ししたいと思います。

もちろん、皆さんが「麻酔」=「注射」を嫌っておられることは重々承知しています。それは充分に分かった上でお話しさせていただきますので、皆さんもちらっとお読みください。

まず、歯を抜くときはもちろん、歯を削る、歯の神経を取る、時には歯石を取る、などには麻酔が必要なことは、どうかご理解ください。
嫌われる事を覚悟の上で言えば、まだ神経のある歯の、詰め物を作る時に我慢してくださいね。という先生も多くいらっしゃいますが、私は患者さんの同意があれば他院の先生に比べても「麻酔」を多用する歯科医師だと思います。
「麻酔」する場合の理由は大きく3つあります。まずその前に、神経のある歯の痛みはどのように起きるのかを、いつも患者さんにチェアサイドでお話ししているように簡単にご説明します。

左の模式図の中で、神経を守っている最後の組織である象牙質。図ではその中の放射線状にある線は大雑把に書かれていますが、実際は顕微鏡レベルでのパイプ(象牙細管と言います)です。その中に体液が入っていて、普通は外界側よりに溜まっているその体液が、何か刺激があるとパイプ内を神経側に移動し、イメージ的には、その体液が神経を圧迫して痛みとなって感じることになります。

知覚過敏で冷たいものが滲みる、という時も基本的に同じことが起こりますので、このパイプの外界側の出入り口を封鎖して体液の移動を止めて痛み(この場合は軽い痛みですので、患者さんは滲みる!と言われます)の発生を抑え込む処置もします。歯茎との境目の歯面コーティングですね。
以上が簡単な痛みの発生システムです。、、、ま、これを知っているから大丈夫!というものではなく、象牙細管の出入り口を外界に露出させないために、力を入れて横磨きをせず、なるべく「エナメル質」を歯ブラシの磨耗で無くさない。というような使い方をしていただくと効果的です。





さて、「麻酔」をする3つの理由の1つ目は、当然、歯を抜いたり歯の神経を抜いたり、などの治療に際して必ず必要な場合です。
ただ、「麻酔」に対するその患者さんごとの感受性や、「麻酔」する部位の炎症の程度によっては「麻酔」が充分に効かない場合もあります。そのような時は、むやみに「麻酔」の使用量をどんどん増やすのではなく、効かないなかでも可能な範囲で処置をさせていただき、次回以降、通常2〜3回の通院回数後、再度「麻酔」させていただきます。
「麻酔」の効きにくい体質の方も確かにおられますが、1回目はそうであっても2回目はほとんど、全員と言っていいほどの方が「麻酔」が効くようになっておられます。
これは全くの私感ですが、おそらく歯科の「麻酔」の手順がお分かりになり、心の余裕ができる。交感神経系の緊張が少なくなった事がその原因かと思われます。


 
それとは別に、医師、歯科医師はどのような処置であれ、GOとSTOPをはっきり見極めれる事が大切な資質と思います。決して患者さんの不利益になる無理はしない、私はいつも自戒を込めて心の中で繰り返し、自問しています。

「麻酔」を使う理由の2つ目は、治療中の患者さんの心の余裕の確保、です。
今日は痛みがない!、、、という患者さんの安心感を大切にしたいと思います。 例えば、腕に何針もぬわなければならないケガををしても、初めの「麻酔」処置が見ようと思えば見れるので、人によっては針の入る、その瞬間だけグッと我慢し、あとは涼しい顔で自分への処置を見ている。という方もいます。
が、歯科は嫌いだ!という方は、口の中の治療は見えないのでそれが怖さを持続させ、疲労困憊して嫌だ、という方が大半です。
でも「麻酔」さえさせていただけたら、そんな方でも少しは緊張がなくなり、中にはいつものように陽気な話で盛り上がりながら治療も終了、という方も多くいらっしゃいます(笑

3番目の理由は、患者さんに歯科治療に対して自信を持っていただけることです。嘘のように苦手意識をなくしてもらえるのです!
みなさんお方がよくご存知のはずです。歯科においても「麻酔」はそのものが一つの処置です。充分な心の準備が必要な方も多くいらっしゃいます。
その「麻酔」が完了した時には、みなさんホッとした気持ちとともに、ある種の達成感を感じられているような表情をされ、それまで無口だった方が、楽しくしゃべられるようになってくださいます。

私たちは歯科治療用のチェアにお座りになるでも、実際に血圧が上がる方も多いことを常に念頭に治療させていただいています。
上記の3つの主な理由から「麻酔」の必要の有無を判断していますが、1回でも当院に来られた方はご存知でしょうが、よほどの急患を覗いて、初回からいきなり「麻酔」は決してしません。「次回は麻酔をして治療しましょう」と必ずお伝えして患者さんの予定と擦り合わせてから行います。

また実際の「麻酔」も私はまず表面麻酔を基本5分以上してから、電動注射器を用いて行います。
上記の画像にもある、この電動注射器の利点はまず、麻酔液の注入が電動ですので極めて細い注射針、実際には「31G」針の緒系はなんと0.28mmです。0.26mmの針も使いましたが、口内炎状の傷が多発しましたので、今は直径0.28mmを普段使用しています。その直径だけでも注射針の刺入による痛みは格段に小さくなります。
そしてもう1つは、注射器が簡単に言えばマイコン制御されていて、その人の、その時の歯茎の硬さや、実際に麻酔液を注入する骨膜と顎の骨も密着度の変化を刻々とリアルタイムで完治し、自動的に感知して麻酔液の注入力やスピードをコントロールしてくれることです。
麻酔液の使用量も最小にできましし、もちろん痛みも最小です。


 
以上、「麻酔」には実際的な必要の有無以外に精神的な好効果もありますので、ご興味のある方も含め、「麻酔」処置をご希望の方は遠慮なくお申し出ください。

ただし、局所といえどもリスクも必ずあります。この点において、最終的な「麻酔」の使用の可否は私が責任を持って決めさせていただきます。

「麻酔」の事などより、もっと重要度の高い事が多くあるだろう!と言われる先生もおられますが、一臨床医として患者さんの目線で見れば、案外と治療の最初の第1歩といっていい「麻酔」が一番大切な事ではないかと思います。』

ご参考になったでしょうか? ご質問、お問い合わせ等何でもご連絡をください! :)

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2016年9月12日 月曜日

「Ho Chi Minh 旅行記 後編」:)

さて「Ho Chi Minh 旅行記」も後編となりました。2日目、3日目、最終日と一気にお伝えしたいと思います。
歯科とは全然関係のない記事ですが、ご興味の有る方は、どうかお読みくだされば嬉しいです :)

ホーチミン滞在、二日目。

例によって早朝に目が覚めた私はカメラ片手に、ホテル周辺の散歩に。ホテル前の「9月23日公園」では今日もダンスや体操、楽器の練習など皆さん思い思いに過ごしてて、私も旅行者ということも忘れてリラックスできました :)

   

散歩の最後に「New World Saigon Hotel」の敷地の一角にあるスターバックスで街の景色をのんびり眺めながら休憩しました。また、お土産に定番のご当地タンブラーと、ベトナム独特の伝統麦わら帽子「ノンラー」をかぶったクマのぬいぐるみも買いました :)
しばらくのんびりコーヒーを飲んでいると、街中でよく見かける靴の修理屋さんがやって来て、私のスニーカーの磨り減ったソールの補修と、その他の細かい傷の修理をさせてくれと、半ば強制的に頼んできます。実際、そろそろ補修も必要でしたし、そのおじさんとのしばしの会話も楽しみに修理を頼みました。



なかなか器用に上手に補修してくれましたが、会話の楽しさに笑っている間に、絶対にボラれましたね(汗 ま、誰にとっても突然のボーナスは嬉しいものです。あのおじさんも、あの日1日幸せな気分でいてくれたらいいなあ :)

ところで、街中でもたったの1日でアオザイその他の洋服を仕立てます!という広告をよく見かけましたが、私たちの滞在していたホテル内のブティックでも同様のサービスをしていました。

ショウウィンドウに飾られている服をベースに、全体の寸法合わせはもちろん、袖の追加や逆にカット、その他いろいろなリクエストに1日で応えてくれるようです。追加値段も非常に安く、まるでオーダーメードのようです。ベースとなる服の値段もしっかりした作りにもかかわらず安いということもあり、家内もいろいろオーダーしていました(汗 

これは他の目抜き通りのお店に飾られている服にも言えますが、男の私の目から見ても、デザイン、配色もおしゃれなものばかりで、ベトナムの人たちのセンスの良さにはびっくりです!




朝食ビュッフェは今日もどれを食べようかと迷うほどで、ついつい食べ過ぎてしまいますね。








さて朝食後、今日はまず「ホーチミン市博物館」Bao Tang Thank Pho Ho Chi Minh からスタートです。

  
ここは以前はフランスからの官僚たちの宿泊施設だっだそうです。展示物は対フランス独立戦争、ベトナム戦争に関するものから、地中から発掘された大昔のものなどが中心で、正直少し退屈でしたが、建物の素晴らしさはあまりあるものがありました。
 


その後は「ドンコイ通り」、そしてその「ドンコイ通り」についでおしゃれな店が並ぶ「パスター通り」に移動して、ウィンドウショッピング、時々気に入った小物を買ってホーチミンを楽しみました。両通り共に、両側には最新のショッピングモールに挟まれて植民地時代の古い建物も多く、私も大いに楽しめました。ぜひもう一度歩いてみたいです。

二日目の夕食は、おしゃれで本格的なベトナム料理店です。


いろいろな種類の春巻き、ホー、本格的なバインミー、など有名料理から、エスカルゴや説明されても何か不明なもの?!まで、安くて美味しくて、満腹。本物のベトナム料理を堪能しました。
蛇足ですが、ホテルでの朝食ビュッフェをついつい欲張って食べていたので、毎日昼食はカフェでジュースを飲む程度で皆充分でした(笑

二日目は、この後ホテルに帰り終了です。

三日目は「美術博物館」Bao Tang My Thuat からスタートしました。


ここは元はフランス人の私邸だったそうで、建物内には小さなエレベーターもあり大変立派な建物です。展示物は昨日の博物館と違い純粋なアートが多く、最近はベトナムでもアートが人気なのがわかります。それにしてもフランス人はおしゃれな家に住んでいたのですね。



その後は教会を幾つか見学、礼拝し午後は早目にホテルに戻り、皆でホテルのスパでのマッサージでリラックス。ホーチミンの暑さは大阪より過ごしやすく、雨季だったのに関わらず毎日晴天。ラッキーでした :))

夕食はホテルのジャパニーズレストラン。リーズナブルでおいしかったです。

翌日は、今度は台北経由のChaina Air Lineで帰国しました。帰りの乗り継ぎの待ち時間は1時間程で、苦にもなりませんでした。

ホーチミンは本当に洗練された街で、近々に今度は周辺部を含めて、もう一度行きたいと思います。テロなどの治安面を考えても、今は安全な国ではないでしょうか?

ベトナムの市民の人たちはニコニコと穏やかな方が多く、私たち旅行者も寛げ楽しい旅行でした。しかし、ベトナムの人たちは自分たちの国の独立を勝ち取るために、近代においてだけでも対仏独立戦争、ベトナム戦争と2度にわたり壮絶な戦争を戦われました。心から敬意を捧げます。
 

言葉足らずで、しかも限られたエリアを駆け足で紹介しましたが、ご参考になったでしょうか?

なお参考までに、私たちの今回の旅行には、昭文社刊「『ことりっぷ』Ho Chi Minh」を一番多く参考にしました。なかなか優れたガイドブックですね。

最後となりましたが、ガイドをしてくれたドン君、本当にお世話になりました。すごく楽しい旅行になり感謝しています!近々またホーチミンに行きますね、その時に再会できることを楽しみにしています :)


 

 


 









 


 

 


 

投稿者 八木歯科医院 | 記事URL

2016年9月 6日 火曜日

「Ho Chi Minh 旅行記 前編」:)

こんにちは、大阪本町の八木歯科医院です。

ここしばらく、お堅いテーマが続きましたので、ここらで勝手に一服したいと思います、、、歯科とは全然関係ない話ですので、どうぞ読み飛ばしてください :P

今回は夏休みに訪ねたベトナム、ホーチミン(私的にはサイゴン、と呼ぶ方が好きです)の紹介です。私は今回の家族旅行で初めてでしたが、もう多くの方が行かれたと思います。しばし、お付き合いください:) 
やはりベトナム戦争の印象が私の中では大きく、まだまだ東南アジアの田舎街の印象を、どこかに持っていました。最近は発展し変貌著しいとは聞いていましたが、私の想像を遥かに超えて、洗練されて綺麗な街でびっくりしました!1年先2年先にはもっと変わっているのでしょうね。

今回はマイレッジを使っての往復でしたので、往路は関空を中国東方航空で夕方発ち、上海経由でサイゴンには翌日の午前1時到着。

現地では、知人の会社の現地オフィスの社員くん(生粋のベトナム人、ドンDuong君)がガイドと、レンタカーなどの手配を全てしてくれました。彼はほぼ独学で英語を習得したそうです!


   
私たちのホテルは「New World Saigon Hotel」。明るく清潔で、スタッフもフレンドリーで気持ちの良いホテルです。特に私たちのルームは「レジデンスクラブ」というクラスに属していたようで、上層階の素晴らしい部屋でした。Wifiのつながりも良好でした。



ホーチミンのビギナー向きの観光名所は比較的狭いエリアに集中しているようです。もちろん当地も海外ですのですりや置き引きその他に注意は必要ですが、比較的中心部は治安も良く、常識的な注意をしていれば、ぶらぶら歩きながらでも観光できそうです。次回は私だけでも是非挑戦してみたいですね。

その観光エリアは主に3つ。まずは「ドンコイ通り」と言い、サイゴン川からオペラハウスを経て聖マリア教会までの約1kmの目抜き通り。通りの両側にはおしゃれなビルや高級ブティック、また私の大好きな古くても現役に大切に使われている建物などが並んでいます。

次は、「統一会堂」を中心とした市民文化公園。そして最後は「ベンタイン市場」周辺です。



「 New World Hotel」は「ベンタイン市場」の南のはずれにある「9月23日公園」(統一後の南ベトナムでのフランスの再植民地化に反対した市民運動を記念しているそうです)という、きれいに整備された公園に面していました。朝早くは多くの市民がダンスや体操をし、昼から夕方にはみんなの憩いの場所みたいです。
一部ガイドブックには治安の悪いことも書いていましたが、中心部、特にホテルに面したエリアは私たち外国人もホッと休憩できる公園です。あまり周辺部には行かない方が良いようですね。



意外と疲れもなかった私は早朝に起き、とりあえずホテル周辺に散策に。街並みはきれいに掃除されていて気持ちがいい街ですね。市民の方も愛想良く、写真を撮ってもいいですか?と尋ねても断られることもありませんでした。
 
さあ、種類も多く美味しい朝食ビュッフェの後はガイド役のドン君に連れられ早速市内観光に!:)

レンタカーは新車のようにきれいな小型のミニバンでドライバー付きで快適です。
市内は原付の洪水ですが、車に関してはどれもきれいで、例えばマニラのようなボロボロな車は皆無。しかも軽自動車を何故か1台も見かけませんでした??

市内の大きな交差点や目抜き通りには信号がありましたが、それ以外はほぼ無しです(汗
信号のない道を横断する時は、横断途中で決して立ち止まったりせず、一気に渡ることも覚えました(笑

話は横道にそれますが、通貨にも驚きました。ベトナムドンにはコインがありません。全て紙幣です。
私は知人に、「0」を2つ取り、2で割るとおおよその円になる、と教えられました。例えば、500000ドンは2500円くらい、という具合です。私たちは、買い物の時にはドン君経由でお金の受け渡しをしていましたので、実際はよく分かっていません(汗
チップは基本的に必要のない国のようですが、ホテルのベッドメーキングなどには気持ちだけね、という感じで一人2万ドンほど置いておきました。


観光はまず「統一会堂」からスタートです。歴史はWikipedia先生を呼んでいただくとして(笑、内装は超豪華で立派な建物です。建物の裏半分は当時の南ベトナムの大統領家族の私邸のように使われていたようです。当時の官僚はすごく豪華な生活をしていたのですね。
敷地内には、1975年4月30日にベトナム解放軍の突入した戦車がそのまま残されています。事実上、この日が南ベトナム消滅の日ですね、、、。




次はレンタカーでホーチミン一番の目抜き通りの「ドンコイ通り」に。「聖マリア教会」「中央郵便局」を見学し、その後は「ベンタイン市場」です。

巨大な「ベンタイン市場」、ドン君にここにはいったいどのくらいのお店があるのか?と聞きましたが、「分からないくらいいっぱい」だそうです(笑 ここは主に、シルクの小物入れ20個、ベトナムコーヒー20袋、といったようにお土産を買う観光客相手のマーケットです。日本語も少ししゃべるお店のおばちゃんもいて、日本語オンリーの家内とディスカウント合戦をしているのが笑えました。あっという間に半額になっていました(笑



私は、あまりの人混みに酸欠状態になり途中でマーケットの外に退散しましたが、ドン君はベトナムと日本のおばちゃんの間で交渉役をしてくていたので、大変だったと思います(汗



その後の夕食は夜景の綺麗なオープンレストランで心地よい良い夜風に当たりながら堪能し、最後は「市民劇場」で民族の伝統芸能を取り入れた素晴らしいパフォーマンスを鑑賞して、ようやくサイゴン1日目は終了しました。最後の「市民劇場」は、その建物と上演されているパフォーマンス両方共に素晴らしく、例えプログラムが変わっても超オススメです!

そう言えば、同じホテルでは日本人には朝食時にもう一組のカップルに出会っただけですね。街中ではJTBのバスが走っているのを見かけましたので「ドンコイ通り」沿いのホテルに多く滞在されているのかもしれません。中国人グループらしき方はゼロ、韓国からの観光客も少し見かける程度でした。ほとんどが白人、欧米からのツアー客が大挙して訪れているみたいです。

言葉は市民の方はベトナム語オンリーのようですが、日本人相手に商売されている人たちは堪能な日本語を話します。ホテルではもちろん英語で十分ですし、現地の人とも私たちの片言英語でも大丈夫でした(笑

さて後半編は二日目、三日目と最終日までご紹介しましょう :)

 

投稿者 八木歯科医院 | 記事URL

2016年9月 1日 木曜日

「歯をみがいてはいけない」!、、、ん!?

おはようございます、大阪本町の八木歯科医院です。

9月最初のブログは、京都で歯科医院を開業されておられる森昭先生が講談社+α新書から8月16日に出版された「歯をみがいてはいけない」、、、??からのご紹介です。

ちょっとショッキングなタイトルの本ですが、私のような一般開業医はもちろん、一般の方々にも解りやすく、納得のいく素晴らしい内容となっています。

本書の「はじめに」の冒頭にも書かれていますが、現在100万人以上の寝たきりの患者さんを抱えている日本と、ほとんど寝たきりの人がいないスウェーデン。
日本では80歳の残存歯が10本以下なのに対し、80歳で21本以上残っているスウェーデン(歯は親知らずを含めて32本あります)。この2つの国の比較を中心に、森先生は日本が大量の寝たきり患者さんを生み出している原因は「歯」だと考察され、今後我が国が、そして個々人がこの問題を解消していくための方策を、大胆的確に提言されているのが本書です。

   

私は最も効果的な歯磨き方法を患者さんに示したくて、いろいろと書物、論文、専門雑誌をあたり、ついにこの本に出会いました。
というのも、私は歯科医師として、歯周ポケットの入り口の歯垢を効果的に取ることを歯磨きの第一と思って、歯と歯ぐきの境目に毛先が斜め45度の当たるようにブラッシングしてくださいね!、、、などという事は言いますが、それでは具体的に、いつ、どのタイミングで歯磨きをすればいいのか?、という事は断言できませんでした。
今回、それを本書で偶然発見できましたので、ぜひご紹介したいと思います!

もちろん本書は先述のように、もっと深くて大切なテーマをどなたにも分かり易く書いておられます。ぜひ手にとって、全体を読まれることを重ねてお勧めします。

さて、これから紹介する歯磨き方法は、皆さんに今日からでもぜひ実行していただきたい方法です!

その前に2つのポイントを覚えてください。
まず、最強、最良、そして「無料」の歯磨き剤「唾液」を最大限活用しましょう!!そして、この「唾液」にちゃんと仕事をさせないと、お口の中の虫歯、歯周病以外にも、全身的な病気を引き起こすことになる事。

次に、その「唾液」が最大限に分泌される時は各食事後! 逆にその「唾液」がほとんど分泌しないのが就寝中、寝ている間です。この2つのポイントを意識して本書の著者である森先生ご自身の毎日の「歯磨き」パターンを見ていきましょう。

まず起床後朝食前に「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」、朝食後と昼食後も「デンタルフロス」+「舌回し」だけ。そして就寝直前に「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」。そして、3〜4ヶ月に1回、クリニックでメンテナンス。各用語は後述します。

さて解説していきましょう。各食事後は、多く分泌される唾液の殺菌、抗菌作用を最大限に活用するために、「デンタルフロス」で歯と歯の間の食べかすを取り、唾液が口全体に行き渡るように「唾液の通り道」を作ります。そして「舌回し」で「唾液」の分泌をより促進させます!

寝ている間は「唾液」の分泌も少なく歯周病菌やその他の細菌も爆発的に繁殖します。それを最小限に食い止めるために就寝直前に「デンタルフロス」と「音波歯ブラシ」でお口の中の汚れを、できるだけ取っておきます。

起床直後は、それでも口の中は最近だらけ、著者の言葉によれば、うんこ10gの量にもなるそうです! 起床直後に水分を飲むなどバイ菌を胃に流し込むようなもので、もってのほかです! 朝食前に「デンタルフロス」と「音波歯ブラシ」で綺麗に除去しましょう!

食後に単なる「歯の食べかすとり歯磨き」と「意味のない歯磨き剤」で貴重な「唾液」を吐き出してはダメです!

以上が、著者の森先生ご自身の、また私に取っても自信を持って患者さんにお勧めできる毎日に「歯磨き」スケジュールです。
詳しくは森先生の本をお読みください。口の中の状態と全身の病気の関連性も分かりやすく書かれています。

ここでは、その入り口だけを要約しましたが、是非今日の昼食後からでも実行し、ご自身で、ご自身健康を維持されることを願っています。

以下、幾つか「用語」の解説です。

① 「舌回し」 『口を閉じて舌を歯茎と唇の間に置き、家具気に沿ってぐるぐる回します。まず舌先を右上の一番奥の歯茎と頬の間に置きます。歯の外側をなぞるように、右上奥から順番に右下奥へと舌を移動させます。左下奥から右下奥に舌を移動させて舌を回します。これを10回行います。反対回しも10回行います』

② 「デンタルフロス」 当医院のブログでも以前に「フロス」を使うことで細菌の除去が数倍効率的にできることをお話ししました。

③ 「音波歯ブラシ」 「電動歯ブラシ」には文字どおり電気モーターで1分間に5000回くらい振動する「電動歯ブラシ」。1分間に3万〜4万回くらい振動する「音波歯ブラシ」。振動数がそれ以上の「超音波歯ブラシ」の3種類があります。
 

森先生は具体的に「フィリップス社」から販売されている「ソニケア」シリーズを勧められています。私の推測ですが、「フィリップス社」の持つ特許の「音波水流」を発生させる機能がついた機種は、「音波歯ブラシ」の実際に動いている毛先から2mm離れている所のプラークや汚れでも綺麗に除去できるためだと思います。実際、この機能はすごく有効だし気持ちのいいものです :)
しかしこの重要な「音波水流」装置は「歯科医院専売」製品にしか付いていません。一般の家電量販店では高価な最上機種にしか搭載されていないという事です。


 


「歯磨き」には「歯の食べかすとり歯磨き」と、本来の「プラークコントロール」のための2つがあります。皆さんは、ぜひ本来の「プラークコントロール」のための「歯磨き」を意識してください!

最後となりましたが、出版直後の大切な著書から要約させていただいた事と、このような素晴らしい本を書かれた森昭先生に感謝いたします。ありがとうございました。


たかが「歯磨き」されど「歯磨き」、、、さぁ、今日から治療のためではなく、予防のためにも歯科医院においでください。大歓迎です!;)


 

投稿者 八木歯科医院 | 記事URL

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