doctorからのブログ

2016年9月 6日 火曜日

「Ho Chi Minh 旅行記 前編」:)

こんにちは、大阪本町の八木歯科医院です。

ここしばらく、お堅いテーマが続きましたので、ここらで勝手に一服したいと思います、、、歯科とは全然関係ない話ですので、どうぞ読み飛ばしてください :P

今回は夏休みに訪ねたベトナム、ホーチミン(私的にはサイゴン、と呼ぶ方が好きです)の紹介です。私は今回の家族旅行で初めてでしたが、もう多くの方が行かれたと思います。しばし、お付き合いください:) 
やはりベトナム戦争の印象が私の中では大きく、まだまだ東南アジアの田舎街の印象を、どこかに持っていました。最近は発展し変貌著しいとは聞いていましたが、私の想像を遥かに超えて、洗練されて綺麗な街でびっくりしました!1年先2年先にはもっと変わっているのでしょうね。

今回はマイレッジを使っての往復でしたので、往路は関空を中国東方航空で夕方発ち、上海経由でサイゴンには翌日の午前1時到着。

現地では、知人の会社の現地オフィスの社員くん(生粋のベトナム人、ドンDuong君)がガイドと、レンタカーなどの手配を全てしてくれました。彼はほぼ独学で英語を習得したそうです!


   
私たちのホテルは「New World Saigon Hotel」。明るく清潔で、スタッフもフレンドリーで気持ちの良いホテルです。特に私たちのルームは「レジデンスクラブ」というクラスに属していたようで、上層階の素晴らしい部屋でした。Wifiのつながりも良好でした。



ホーチミンのビギナー向きの観光名所は比較的狭いエリアに集中しているようです。もちろん当地も海外ですのですりや置き引きその他に注意は必要ですが、比較的中心部は治安も良く、常識的な注意をしていれば、ぶらぶら歩きながらでも観光できそうです。次回は私だけでも是非挑戦してみたいですね。

その観光エリアは主に3つ。まずは「ドンコイ通り」と言い、サイゴン川からオペラハウスを経て聖マリア教会までの約1kmの目抜き通り。通りの両側にはおしゃれなビルや高級ブティック、また私の大好きな古くても現役に大切に使われている建物などが並んでいます。

次は、「統一会堂」を中心とした市民文化公園。そして最後は「ベンタイン市場」周辺です。



「 New World Hotel」は「ベンタイン市場」の南のはずれにある「9月23日公園」(統一後の南ベトナムでのフランスの再植民地化に反対した市民運動を記念しているそうです)という、きれいに整備された公園に面していました。朝早くは多くの市民がダンスや体操をし、昼から夕方にはみんなの憩いの場所みたいです。
一部ガイドブックには治安の悪いことも書いていましたが、中心部、特にホテルに面したエリアは私たち外国人もホッと休憩できる公園です。あまり周辺部には行かない方が良いようですね。



意外と疲れもなかった私は早朝に起き、とりあえずホテル周辺に散策に。街並みはきれいに掃除されていて気持ちがいい街ですね。市民の方も愛想良く、写真を撮ってもいいですか?と尋ねても断られることもありませんでした。
 
さあ、種類も多く美味しい朝食ビュッフェの後はガイド役のドン君に連れられ早速市内観光に!:)

レンタカーは新車のようにきれいな小型のミニバンでドライバー付きで快適です。
市内は原付の洪水ですが、車に関してはどれもきれいで、例えばマニラのようなボロボロな車は皆無。しかも軽自動車を何故か1台も見かけませんでした??

市内の大きな交差点や目抜き通りには信号がありましたが、それ以外はほぼ無しです(汗
信号のない道を横断する時は、横断途中で決して立ち止まったりせず、一気に渡ることも覚えました(笑

話は横道にそれますが、通貨にも驚きました。ベトナムドンにはコインがありません。全て紙幣です。
私は知人に、「0」を2つ取り、2で割るとおおよその円になる、と教えられました。例えば、500000ドンは2500円くらい、という具合です。私たちは、買い物の時にはドン君経由でお金の受け渡しをしていましたので、実際はよく分かっていません(汗
チップは基本的に必要のない国のようですが、ホテルのベッドメーキングなどには気持ちだけね、という感じで一人2万ドンほど置いておきました。


観光はまず「統一会堂」からスタートです。歴史はWikipedia先生を呼んでいただくとして(笑、内装は超豪華で立派な建物です。建物の裏半分は当時の南ベトナムの大統領家族の私邸のように使われていたようです。当時の官僚はすごく豪華な生活をしていたのですね。
敷地内には、1975年4月30日にベトナム解放軍の突入した戦車がそのまま残されています。事実上、この日が南ベトナム消滅の日ですね、、、。




次はレンタカーでホーチミン一番の目抜き通りの「ドンコイ通り」に。「聖マリア教会」「中央郵便局」を見学し、その後は「ベンタイン市場」です。

巨大な「ベンタイン市場」、ドン君にここにはいったいどのくらいのお店があるのか?と聞きましたが、「分からないくらいいっぱい」だそうです(笑 ここは主に、シルクの小物入れ20個、ベトナムコーヒー20袋、といったようにお土産を買う観光客相手のマーケットです。日本語も少ししゃべるお店のおばちゃんもいて、日本語オンリーの家内とディスカウント合戦をしているのが笑えました。あっという間に半額になっていました(笑



私は、あまりの人混みに酸欠状態になり途中でマーケットの外に退散しましたが、ドン君はベトナムと日本のおばちゃんの間で交渉役をしてくていたので、大変だったと思います(汗



その後の夕食は夜景の綺麗なオープンレストランで心地よい良い夜風に当たりながら堪能し、最後は「市民劇場」で民族の伝統芸能を取り入れた素晴らしいパフォーマンスを鑑賞して、ようやくサイゴン1日目は終了しました。最後の「市民劇場」は、その建物と上演されているパフォーマンス両方共に素晴らしく、例えプログラムが変わっても超オススメです!

そう言えば、同じホテルでは日本人には朝食時にもう一組のカップルに出会っただけですね。街中ではJTBのバスが走っているのを見かけましたので「ドンコイ通り」沿いのホテルに多く滞在されているのかもしれません。中国人グループらしき方はゼロ、韓国からの観光客も少し見かける程度でした。ほとんどが白人、欧米からのツアー客が大挙して訪れているみたいです。

言葉は市民の方はベトナム語オンリーのようですが、日本人相手に商売されている人たちは堪能な日本語を話します。ホテルではもちろん英語で十分ですし、現地の人とも私たちの片言英語でも大丈夫でした(笑

さて後半編は二日目、三日目と最終日までご紹介しましょう :)

 

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2016年9月 1日 木曜日

「歯をみがいてはいけない」!、、、ん!?

おはようございます、大阪本町の八木歯科医院です。

9月最初のブログは、京都で歯科医院を開業されておられる森昭先生が講談社+α新書から8月16日に出版された「歯をみがいてはいけない」、、、??からのご紹介です。

ちょっとショッキングなタイトルの本ですが、私のような一般開業医はもちろん、一般の方々にも解りやすく、納得のいく素晴らしい内容となっています。

本書の「はじめに」の冒頭にも書かれていますが、現在100万人以上の寝たきりの患者さんを抱えている日本と、ほとんど寝たきりの人がいないスウェーデン。
日本では80歳の残存歯が10本以下なのに対し、80歳で21本以上残っているスウェーデン(歯は親知らずを含めて32本あります)。この2つの国の比較を中心に、森先生は日本が大量の寝たきり患者さんを生み出している原因は「歯」だと考察され、今後我が国が、そして個々人がこの問題を解消していくための方策を、大胆的確に提言されているのが本書です。

   

私は最も効果的な歯磨き方法を患者さんに示したくて、いろいろと書物、論文、専門雑誌をあたり、ついにこの本に出会いました。
というのも、私は歯科医師として、歯周ポケットの入り口の歯垢を効果的に取ることを歯磨きの第一と思って、歯と歯ぐきの境目に毛先が斜め45度の当たるようにブラッシングしてくださいね!、、、などという事は言いますが、それでは具体的に、いつ、どのタイミングで歯磨きをすればいいのか?、という事は断言できませんでした。
今回、それを本書で偶然発見できましたので、ぜひご紹介したいと思います!

もちろん本書は先述のように、もっと深くて大切なテーマをどなたにも分かり易く書いておられます。ぜひ手にとって、全体を読まれることを重ねてお勧めします。

さて、これから紹介する歯磨き方法は、皆さんに今日からでもぜひ実行していただきたい方法です!

その前に2つのポイントを覚えてください。
まず、最強、最良、そして「無料」の歯磨き剤「唾液」を最大限活用しましょう!!そして、この「唾液」にちゃんと仕事をさせないと、お口の中の虫歯、歯周病以外にも、全身的な病気を引き起こすことになる事。

次に、その「唾液」が最大限に分泌される時は各食事後! 逆にその「唾液」がほとんど分泌しないのが就寝中、寝ている間です。この2つのポイントを意識して本書の著者である森先生ご自身の毎日の「歯磨き」パターンを見ていきましょう。

まず起床後朝食前に「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」、朝食後と昼食後も「デンタルフロス」+「舌回し」だけ。そして就寝直前に「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」。そして、3〜4ヶ月に1回、クリニックでメンテナンス。各用語は後述します。

さて解説していきましょう。各食事後は、多く分泌される唾液の殺菌、抗菌作用を最大限に活用するために、「デンタルフロス」で歯と歯の間の食べかすを取り、唾液が口全体に行き渡るように「唾液の通り道」を作ります。そして「舌回し」で「唾液」の分泌をより促進させます!

寝ている間は「唾液」の分泌も少なく歯周病菌やその他の細菌も爆発的に繁殖します。それを最小限に食い止めるために就寝直前に「デンタルフロス」と「音波歯ブラシ」でお口の中の汚れを、できるだけ取っておきます。

起床直後は、それでも口の中は最近だらけ、著者の言葉によれば、うんこ10gの量にもなるそうです! 起床直後に水分を飲むなどバイ菌を胃に流し込むようなもので、もってのほかです! 朝食前に「デンタルフロス」と「音波歯ブラシ」で綺麗に除去しましょう!

食後に単なる「歯の食べかすとり歯磨き」と「意味のない歯磨き剤」で貴重な「唾液」を吐き出してはダメです!

以上が、著者の森先生ご自身の、また私に取っても自信を持って患者さんにお勧めできる毎日に「歯磨き」スケジュールです。
詳しくは森先生の本をお読みください。口の中の状態と全身の病気の関連性も分かりやすく書かれています。

ここでは、その入り口だけを要約しましたが、是非今日の昼食後からでも実行し、ご自身で、ご自身健康を維持されることを願っています。

以下、幾つか「用語」の解説です。

① 「舌回し」 『口を閉じて舌を歯茎と唇の間に置き、家具気に沿ってぐるぐる回します。まず舌先を右上の一番奥の歯茎と頬の間に置きます。歯の外側をなぞるように、右上奥から順番に右下奥へと舌を移動させます。左下奥から右下奥に舌を移動させて舌を回します。これを10回行います。反対回しも10回行います』

② 「デンタルフロス」 当医院のブログでも以前に「フロス」を使うことで細菌の除去が数倍効率的にできることをお話ししました。

③ 「音波歯ブラシ」 「電動歯ブラシ」には文字どおり電気モーターで1分間に5000回くらい振動する「電動歯ブラシ」。1分間に3万〜4万回くらい振動する「音波歯ブラシ」。振動数がそれ以上の「超音波歯ブラシ」の3種類があります。
 

森先生は具体的に「フィリップス社」から販売されている「ソニケア」シリーズを勧められています。私の推測ですが、「フィリップス社」の持つ特許の「音波水流」を発生させる機能がついた機種は、「音波歯ブラシ」の実際に動いている毛先から2mm離れている所のプラークや汚れでも綺麗に除去できるためだと思います。実際、この機能はすごく有効だし気持ちのいいものです :)
しかしこの重要な「音波水流」装置は「歯科医院専売」製品にしか付いていません。一般の家電量販店では高価な最上機種にしか搭載されていないという事です。


 


「歯磨き」には「歯の食べかすとり歯磨き」と、本来の「プラークコントロール」のための2つがあります。皆さんは、ぜひ本来の「プラークコントロール」のための「歯磨き」を意識してください!

最後となりましたが、出版直後の大切な著書から要約させていただいた事と、このような素晴らしい本を書かれた森昭先生に感謝いたします。ありがとうございました。


たかが「歯磨き」されど「歯磨き」、、、さぁ、今日から治療のためではなく、予防のためにも歯科医院においでください。大歓迎です!;)


 

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2016年8月26日 金曜日

「あなたは歯周病です!」、、、ぎくっ!!

こんにちは、大阪本町の八木歯科医院です。

夏休みもはるか彼方に遠ざかり、、、個人的には「夏休み」という名の家族サービスに対する休暇も欲しいな、などとも思いつつ、、、ようやく日常生活に戻りました :P


さて、長い間、歯科医師をしていると「人との出会い」が、この職業の魅力の一つだな、とも思います。毎日、いろんなタイプの患者さんとの新しい出会いがあります。また、1年や2年に1回「先生の顔見に来たよ!」と来院してくださる患者さんもいます。そんな時は、私としても大変嬉しく、聞かれるままに今も月一くらいで院長として出勤してくる父の近況や簡単な時事問題やらで盛り上がります :)
そんな雑談の最中にも、この方は何か来院されたもう一つの理由がお口の中にあるのかもしれない、もしそうなら、その理由をうまく聞き出して最適な処置をさせていただかないと、と頭の中で考えています。
 

そんな時は、雑談の間に「最近、お口の中は調子いいですか?」と聞きます。と大抵は、「ちょっと汚れてきたから掃除してくれる?」とおっしゃいます(笑

こういう方は、自分は歯周病ではないか?とすごく心配されている場合が多いです。最近は、「虫歯がある」と言われるより「歯周病になっている」と言われる方が怖いと、みなさん知っておられます。また、こういう方は、来院されて初めからはっきりと、虫歯の治療をして欲しい、被せ物が古くて中が不安だからかぶせ直して欲しい、歯垢、歯石のクリーニングをして欲しいという患者さんとは、ちょっと違います。言外の意味を察していかないといけませんから。

厚生労働省の歯科疾患実態調査では、40歳以上の方の歯周病罹患率は80%にもなります。なんと5人に4人です!私たちにしたら、患者さんを見たら、歯周病を疑いなさい!みたいな数字です。

それには歯周病が「Silent disease(静かな病気)」である事も一因で、痛みなどの自覚症状が出てきた時には、中等度から重度への移行期に既になっている事が多いのです。そのまま進行し、抜歯などにならないようにするのが私たち歯科医師の最低限の使命です。
また、最近当院のブログにも紹介しましたが、歯周病と全身疾患の関連性や、お互いの悪化の原因にもなります。

歯周病の治療を希望しない、あるいは歯周病の治療を続けていくモチベーションの少ない患者さんへの私なりの対応のいくつかをご紹介しましょう :)

① 「なぜ今回、来院された」のかに良く耳を傾ける。来院1回目はそれだけで終わることもしばしばです :)

② 歯周病は「体全体の健康」といかに関連しているのか説明し、歯周病の治療は「体全体の健康」への投資になることを少しでも理解してもらう。

③ 治療の各ステップごとに、簡単なゴール(目標)を設定する。または作る。歯ブラシやデンタルフロスのプレゼント :)

④ できていない事を指摘するのではなく、うまくできたところを見つけて、モニターに拡大してみてもらう。
 

歯周病の治療の前には特に目標設定や現状認識のために、歯周ポケットの深さを測り、記録しておきます。以前に当ブログでも触れましたが、約1.5mmから2mmが正常値ですので、これを最終目標にすることが多いです。歯周ポケットは4mm以上あると、ポケットの底には新鮮な空気が届かず、そこで歯周病菌の爆発的な増殖につながります。

歯周ポケットの深さはWHOも推奨しているポケットプローブという、先端が2mmごとに黒とシルバーに色分けされている器具で、痛みを感じない範囲で歯の根の周りに入れていき、一番深い数値をその歯の歯周ポケットの深さとします。これ以外に4点、6点法もありますがトレンドを知る、大体の感じを知ってもらうには逆に簡単な1点法がベストだと思います。
この時に同時に個々の歯の詰め物、被せ物や虫歯の状態も記録し、計画的な治療の参考とします。まず今回は左右上下の4ブロックの中で、このブロックを治し、その次の機会にこのブロックを治しましょう、という感じです。

治療に無理は禁物です。各ブロックごとに、確実に治していくことがベストな方法だと思います。歯周病に限らず、治療は全て患者さんと私たち歯科医師との二人三脚です。どちらが速くても、上手く前には進みません。ゆっくり、じっくり、がっちりとスクラムを組んで楽しく進めれたら最高です! :))

今すぐに治療を始めなくても、ご自分のお口の中の現状を知っておくだけでも、ある意味安心ですし、いつか将来の治療の計画作りに役立ちます。また検診の時に撮影させていただく最新のデジタルレントゲンで耳鼻科領域の病気、鼻炎や蓄膿症などが見つかることはよくある事です。

ま、雑談ついでに、当診療所の偵察と、検診だけでも受けにお越しください(笑


 

 


 

 


 

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2016年8月10日 水曜日

「虫歯がないのに歯が痛い」、、、三叉神経痛!? :(

こんにちは、大阪本町の八木歯科医院です。

もう明日からお盆休みという方も多いようですが、私は前回もお知らせしましたが、12日(金)もビルはお休みで1階のシャッターは閉められますが、エントランスは通常通り、エレベーターも動かしていただけます。
私は診療所内に待機していますので、御用の方は1階の外から診療所にお電話していただきましたら通常通りに診療させていただきます。





さて今回は、患者さんと私のために将来必要になるかもしれない記事をスクラップしている私のノートから「三叉神経痛」をご紹介したいと思います。

これは、2009年8月22日日本経済新聞社の「ヘルス~この一手」というコラム欄に、当時国立病院機構東京医療センター歯科口腔外科医長をされていた大鶴 洋先生の大変重要なコラムです。

まず三叉神経とは、左右それぞれ12本ある脳神経の一つで、額、上顎、下顎の3箇所に分かれて分布しているので、そう呼ばれています。
その3か所の知覚(歯や歯茎を含みます)と、咀嚼運動(食べ物を噛む、ことですね)を担当しています。

以下、恐縮ですが先生の記事を要約してみます。





『三叉神経痛には、
① 三叉神経に血管が当たっていることが原因となり、痛み以外の症状の少ない「特発性」と、
② 顔面や歯に原因がある「症候性」の2つのタイプがあります。
 

「特発性」タイプには、カルバマゼピンという薬がよく効くので、まずはこの薬を処方し、症状が良くなれば「特発性」タイプ。
また、「症候性」タイプは痛みが長時間続いたり、痛みの他に腫れや局所の感覚の麻痺、しびれ感などがある場合が多いので、この2点が、「特発性」タイプと「症候性」タイプとの鑑別点とされています。




特に痛みが強くやっかいななが「特発性」タイプですが、特徴「神経の走行」に沿って限られた部分に、短時間、電撃的な激しい痛みが出ることです。私たちは学生の時に、口の中で一番痛いのが「三叉神経痛」だ、と教えられました。

「神経の走行」に沿ってますので、顔面の片側のほぼ同じ部分が繰り返し痛むことが特徴で、逆に痛みがない時には自分が三叉神経痛が出やすい時だということも患者さんも忘れている事があります。

痛みが出る引き金は、食事、洗顔、歯磨き、髭剃り、また単に顔に風が当たっただけでも起きる事もあります。

三叉神経痛は中高年に比較的多く、原因のはっきりしない歯痛で上記の症状に当てはまる方は、その可能性があります。

治療は前述のカルバマゼピンによって症状緩和、それでも不十分な場合は神経ブロックなど外科処置を行います。
思い当たる節のある方は、歯科、耳鼻科、場合によっては脳神経外科を受診なさってください。』


いつもいつもお伝えしていますが、「何もなければ、それで良し!」です。私たち歯科医師はもちろん各科の医師も患者さんの心配が解消されるのが一番だと、いつも思っています。「こんなことで、、、」とは一切思いませんのでご安心ください。何より、早め早めの治療が一番です。

日常あまり見ない、というより気づかれていない三叉神経痛による痛み。ぜひご参考になさってください。


 
 
 
 

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2016年8月 8日 月曜日

「小さくて、でも大切な症例」 :)

こんにちは、本町の八木歯科医院です。

あっという間に8月、しかももうお盆休み週間になりました。まだお休みではなく働いておられる方はもちろん、遊びに行かれる方も、熱中症やその他事故もなく楽しくお過ごしください。

私はお知らせさせていただいた通り、今週はカレンダー通り、13日(土)〜17日(水)までお休みをいただきます。ただ12日(金)は当ビルの一階シャッターは閉まっています。ご面倒ですが、ご来院の方はビル前から医院に電話をしていただいたら、シャッターを開けます。朝は9時半から夕方5時くらいまで医院内で待機していますので、何かありましたらご連絡ください。


さて今回はお休みも控えていることもありますので、小さな症例をご紹介したいと思います(?):)
「小さな症例」と言いましたが、ご本人にとっては、とても気にされていることが多く、それゆえに私たち歯科医師も、どんな小さな事であっても一生懸命治療させていただいています。「小さくて、でも大切な症例」、、、
 

1例目は限定的な「ガムピーリング」。上顎の前歯のちょうど真ん中あたりの歯茎にできた黒い歯茎のくすみ、メラニン色素沈着です。
治療手順は、まず表面麻酔液を染ませたロール綿花を5〜7分間、唇と歯茎の間に挟んでいただき、その後レーザーにてメラニン色素を含む層まで当該部位を除去します。注射器による麻酔は全く必要ありません。これで2〜3日は歯ブラシなどが当たらないようにしてもらい、1〜2週後に治癒を確認して完了です。

 
 

2例目は、天然歯ではありません。歯並びとご本人のご希望に熟慮に熟慮を重ねて、もう7年以上前に私が作らせていただいた人工のブリッジという連結冠です。
やはり歯並びの関係でブラッシングがしにくく、人工の歯面に汚れがついてしまう患者さんです。表面を覆わせている硬質レジンというマテリアルの磨耗を防ぐためもあり、ご自分では無理に強くブラッシングはせずに、検診も兼ねて定期的にクリーニングに来院していただいています。
この汚れの場合は、微粒子のパウダーを専用器具で歯の面に噴射して完了です。ただ汚れを取った後、その面をコーティングしてやらないと、今度はマテリアル自体が変色したり破損しやすくなります。そうなればもう一旦外して新しく作り直すといった治療が必要となり、元々の歯にダメージを与えるリスクも多くなったり、当然来院回数も多くなります :(
しかし、コーティングはお口の中で数分で出来、このような症例の場合、そこまでして本当の完了です。


以上のようなワンポイントなお悩みは、どんどんおっしゃってください。他の歯の治療の途中であれば並行して行うと来院回数も少なく、効率よく行えますし、単独であってもすぐに治療させていただきます :)


 


 


 

 

 





























 
 

 

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