歯科ブログ

「読んだら忘れない読書術」

おはようございます、八木歯科医院です。

突然ですが皆さんは1ヶ月に何冊くらい読書されますか? 私はどうでしょう? 皆さん同様に私も仕事に必須の記事は種々の業界誌の彼方こちらから読みますが、1冊の本として、一体何冊読んでいるでしょう?

今の私ならキリスト教関係の書籍、趣味のアールデコ建築に関する書籍、好きな映画の原作、毎年何度かは必ず読む小説、、、 それでも月に3〜4冊読んでいたらいい方だと思います。これらの本は私の血となりにくとなる大切な読書です。
そこで先日、こんな本を読みました。

「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑 著 サンマーク出版 刊

いわゆるHow toモノですが、貴重なことに気づかせてくれた本です。私には小洒落た書評などかけませんが、自分なりに気になりマーカーを引いた箇所を引用させていただき、この素晴らしい本の紹介とさせていただきます。
著者は精神科医の方ですので、一つ一つのアドバイスにも説得力があるような気がします。偏見はいけませんね(汗

興味をお持ちになった方は是非に改めてご覧ください。私はAmazonで508円で購入しました。hehehe...


『文化庁の「国語に関する世論調査」(2013年度)での「1ヶ月に大体何冊くらいの本を読んでいるか」(雑誌や漫画をのぞく)という質問に対して、本を1冊も「読まない」と答えた人が、全体の47.5%にものぼっています。驚くことに、日本人の半数近くが本を読む習慣がないのです。
「1、2冊」と答えた人が34.5% 。「3、4冊」が10.9% 。「5、6冊」が3.4% 。「7冊以上」が3.6%です。
つまり、月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位4%に入ることができるのです。』

『また、日本人で月10冊読む人は、約2%という数字も出ています。つまり月10冊の読書をすれば、日本人の上位2%に入れるということになります。』

『文章を上達させてければ、たくさん読んで、たくさん書くしかない。』

『つまり「どうしていいかわからない」状態において、最もストレスが強くなる。
対処法、解決法を調べて「何とかなる」(コントロール可能)とわかっただけで、状況は全く改善したいなくても、ストレスの大部分は無くなるということです。』

『「情報」は、人間の不安を和らげてくれるのです。』

『静かな場所で6分間読書すれば、すとれすを3分の2以上軽減できるということになります。』

『読書は私たちを「物知り」にしてくれるだけではありません。読書によって「地頭が良くなる」「知能が高くなる」「脳が活性化し、脳のパフォーマンスが高まる」ということは、多くの脳科学研究が示しています。』

『人間の能力は、脳を鍛えることによって、一生伸ばし続けることができるのです。』

『何かを「変えたい」と思ったら、まず本を読むことをお勧めします。』

『実際に、読書量と年収は、比例するのです。』

『成功している経営者のほとんどが、「読書家」である』

『本を読む動機は、「楽しいから」であって、「自己成長のため」であってはいけないのです。』

『ただ楽しみながら読むだけで、記憶にも残り、学びも大きく、自己成長につながる。「自己成長」を目的にしないほうが、結果として猛烈な自己成長につながるのです。』

『1週間に3回アウトプットすると記憶される〜「三度目の正直読書術」』

『人間の脳は、「重要な情報」以外は、全て忘れるようにできているのです。』

『脳が「重要な情報」と判断する基準は2つです。「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」です。』

『読書に関連して私が行っているアウトプットは、以下の4つです。
① 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
② 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
③ 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。
④ Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。』


 『書評記事を書いて紹介した本に関しては、本を読んでから5年、10年が経過しても、本のかなり詳細な部分まで記憶しています。』

『私は月30冊本を読みますが、全てスキマ時間だけで読んでいます。スキマ時間といってもいろいろありますが、私の場合は「移動時間がほとんど。「電車に乗っている時間」と「電車を待っている時間」です。』

『人生の1割に相当するスキマ時間を「浪費」に使うのか、「自己投資」に使うのか。この時間の使い方次第で、あなたの人生は変わります。』

『それは「読書時間」の優先順位を、どこに置くかのかという問題と同じです。』

『その日の外出前に「今日は、帰宅までにこの本を読み終える!」と決めることです。「目標を設定する」といってもいい。今日1日で読破する本を決めて、その本をカバンの中に入れます。そして、その目標を可能な限り厳守するようにします。』

『本は「議論できる水準」で読め』

『私が考える「本を読んだ」の定義とは、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」です。感想や自分の意見が述べられなければ、本を読んだ意味がないのです。』

『「アウトプット」と「スキマ時間」』

『本を読むときに必要なツールは2つだけ。それは、蛍光マーカーとボールペンです。』

『「マーカーでラインを引き」、「書き込みをする」ことで、脳の複数の領域を使うことになり、より脳が活性化し、記憶に残りやすくなるのです。』

『マーカーでラインを引いたり、メモをしながら読むだけで、脳は何倍も活性化され、それぞれの本の内容が記憶に残りやすくなるのです。』

『私は1冊の本で、本当に重要だと思えるところを3か所だけ見つけ、そこにラインを引きます。1行づつ、3か所のイメージです。』

『人に本を進めるには、本の内容を思い出し、さらにそれを頭の中で整理しないといけませんから、アウトプット効果は非常に高いのです。』

『人に本を薦める場合は、「ジャパネットたかた」式に「複数の切り口」で紹介するように意識してみましょう。』

『私は本を読んだら、その日かその翌日に、Facebookに感想をアップするように心がけています。』

『読んだ本の中から、自分の心に響いた言葉を1〜2行だけ書き写し、それに自分なりのコメントをつけて紹介すればいいのです。』

『感想は当日でいいのですが、しっかりしたレビューは、本を読み終えた当日には書きません。』

『何か物事を行う場合、制限時間を決めると集中力がアップし、脳が高いパフォーマンスを発揮するからです。』

『ウルトラマン読書術』

『高い集中力が維持できる限界が15分』

『スキマ時間以外に読書するとすれば、お勧めの時間帯は「寝る前」です。』

『寝る前に考え事をすると、朝になると解決法がひらめく、ということが言われています。』

『本を開いたらパラパラと全体を見通して、「目的地」と「行き方」を最初に決めてしまうのが「パラパラ読書術」です。』

『人間の脳は「自分の能力より少し難しい課題」に取り組んでいる時に、最も活性化します。』

最後の著者はこう結んでいます、、、

『私は精神科医として、あるミッションを掲げています。それは「日本人の自殺、うつ病を減らす」ということです。さらには精神疾患に限らず「病気に苦しみ人を1人でも減らす」ことを、私の活動の基本に置いています。「そんなだいそれたことをどうやってyるんだろう?」と思う人も多いでしょうが、戦略は簡単です。病気についての知識を広げ、病気になる前に「予防」するということです。』

これは、世の医師全ての思いであると思います。
私がマーカーを引いた箇所だけを脈絡もなく書き綴りました。意味不明の箇所も多数あるとは思いますが、興味をお持ちいただいた方は原書を手にとってお読みください。

長々とおつきあいしてしていただき、ありがとうございました!

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